食・地域・くらしの学びで、
明日の社会を描く
未来の予測が困難なVUCA(Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性))と言われる21世紀においても、人間の根源である命をつなぎ、国民の生活の質(QOL)向上と地域社会の持続的な発展は喫緊の課題です。
地域創成学科(仮称)は、環境園芸学の知見を基盤とし、地域の豊かな自然、食、文化を深く理解し、その価値を最大限に引き出すことで、地域を活性化し、持続可能な社会を創造する人材を育成します。
「食品開発コース」では、地域で育まれる農産物や水産物を活用した安全で機能性の高い食品の開発を通じて、食の新たな価値を創造します。「地域文化コース」では、地域の食文化や歴史、風土を文系的な視点から掘り下げ、食品のマーケティングやブランディングを通じて、地域の魅力を国内外に発信し、交流人口の増加や地域経済の活性化に貢献します。
両コースが連携することで、生産から加工、流通、消費、そして文化に至る「食」のバリューチェーン全体を俯瞰し、環境と調和した地域創生を多角的に推進できる、実践的かつ創造的な専門家を育成します。
本学科は、環境園芸学部が持つ「環境」と「園芸」の視点、そして各コースの専門性を踏まえ、以下の能力を養成します。
地域の自然環境、生態系、そして園芸作物を含む農産物といった多様な地域資源の特性を深く理解し、持続可能な利用と保全に関する環境園芸学の知識を習得します。これにより、地域固有の価値を見出し、その可能性を引き出すための基盤となる知識と視点を養います。
地域で生産される農産物や水産物を活用し、食品科学、微生物学、加工技術に関する専門知識と技術を習得します。消費者のニーズや健康志向に応える安全で高品質な食品の企画・開発、製造、品質管理、衛生管理を実践できる能力を培い、食の新たな価値を創造できる人材を育成します。
地域の食文化、歴史、社会、経済、そして消費者の行動に関する文系的な視点から多角的に分析する能力を養成します。地域産品のブランディング、効果的なプロモーション、流通戦略の立案、地域イベントの企画・運営を通じて、地域の食の魅力を国内外に発信し、地域経済の活性化に貢献できる実践的なマーケティング能力を育成します。
地域が抱える食料、健康、環境、経済、社会といった複合的な課題を、各コースの専門性を活かして発見・分析し、実践的かつ創造的な解決策を企画・提案できる能力を養成します。地域住民、行政、企業など多様な主体と円滑に連携し、協働して地域創生プロジェクトを推進できるコミュニケーション能力とリーダーシップを育成します。
環境保全と地域社会の発展に対する高い倫理観と責任感を持ち、常に変化する社会のニーズに対応するため、生涯にわたり学び続ける探究心を養います。地域に根ざした活動を通じて、持続可能な地域社会の実現に貢献できる人材を育成します。
環境園芸学を土台とした「文理融合」で挑む地域課題解決へのステップアップ
※記載の内容は現在計画中の予定であり、変更される可能性があります。
地域社会をフィールドに、
未来を拓く人へ
地域と農業の未来を支える
公務員・団体
行政の立場から食と暮らしの基盤を整え、地域と農業の未来を支えます。また、地域の特産品を守り、農家さんを技術や経営面からサポートします。
主な就職先
食卓へおいしさを届ける懸け橋

商品企画・開発・広報
市場調査から味の決定、パッケージまでプロデュース。SNSやイベントを活用し、商品の魅力を消費者に届けるブームの仕掛け人です。
主な就職先
食卓へおいしさを届ける懸け橋
流通・ビジネス
生産者と消費者を結ぶ物流の要。バイヤーとして世界中の「おいしい」を買い付けたり、自ら農業ビジネスを起業して地域を稼がせたりします。
主な就職先
専門性を極め、次世代へつなぐ
研究・進学
サイエンスの知識で「食の安全」を徹底管理。データと技術で地域を支える専門家です。
主な就職先
食品衛生監視員・食品衛生管理者
民間・行政の各立場から食品衛生の管理に必要な資格。
高等学校教諭一種免許状(農業)
地域課題への取り組みと食農の知見で次世代を育む農業教員へ。
フードコーディネーター
商品開発や店舗プロデュースなど、食をビジネスにするための検定。
HACCP管理者
衛生管理の国際基準「HACCP」、食品安全・品質管理の専門職の礎となる資格。
健康食品管理士
食のリスクをなくす注目の資格。
消費者に健康食品の適正利用を指導し、各種の被害を防止する、「食のリスクコミュニケーター」。
食生活アドバイザー
健康や食生活の提案ができる知識。